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ニコラウス5世(Nicolaus V, 1260年頃 - 1333年10月16日)は、対立教皇(在位:1328年 - 1330年)。本名はピエトロ・ライナルドゥッキ(Pietro Rainalducci)。神聖ローマ皇帝に擁立された最後の対立教皇である。 イタリア・ボルゴローゼの集落コルヴァーロで生まれた。1310年、妻の死を契機としてフランシスコ会に入会、説教師として活動した。1328年、アヴィニョン捕囚の教皇ヨハネス22世と対立していた神聖ローマ皇帝ルートヴィヒ4世によってローマで5月12日に即位した。 しかし、12月にルートヴィヒ4世がローマを離れるとオルシーニ家がヴィテルボで反乱を起こし、ニコラウス5世はグロッセート、次にピサへ逃れた。翌1329年に破門されるとピオンビーノへ亡命、1330年8月25日にアヴィニョンへ出頭、ヨハネス22世に降伏した。以後、亡くなるまでアヴィニョンで生涯を送った。 == 参考文献 == *『ローマ教皇事典』 * 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニコラウス5世 (対立教皇)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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